らくじクリニック スタッフブログ

医療・健康に関わることを綴っていきます。


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食中毒予防

これからの梅雨時期(高温・多湿)に増えてくるのが食中毒です。

症状は、下痢、腹痛、嘔吐、発熱があり、潜伏期間や発症期間はウイルスによって異なります。

 

梅雨時に多い食中毒には2種類あります。

 

○細菌性感染型食中毒

細菌に感染した食品を摂取し、体内で増殖した細菌が病原性を持つことで起こる食中毒。

サルモネラ菌     病原性大腸菌

○細菌性毒素型食中毒

食品内で細菌が産生した毒素を摂取することで起こる食中毒。

黄色ぶどう球菌     ボツリヌス菌

 

予防は3種類あります。

「つけない」 : こまめな手洗い、包丁・まな板等の洗浄・除菌。

「増やさない」: 10℃以下の場合は増殖のペースが遅くなる。

「退治する」 : 中心温度75℃以上1分加熱でほとんどの細菌が死滅する。

 

子どもや高齢者等で抵抗力が弱い場合は、重篤化することもありますので

しっかりと食中毒予防を行いましょう!!


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